2018年7月6日(金)~7月26日(木)
月ー金 12:00ー19:00
オープニングレセプション:7月6日 18:00~19:30(作家在廊予定)
tagboat Galleryでは、深澤雄太による個展「泣いて、静かになる。By a sold-out series, I’m sorry.」を開催します。
深澤雄太は、東京藝術大学の絵画科油画専攻に在学中。
TAGBOAT のオーナーが自らスカウトした、期待の若手作家です。
「彼の作品を初めて藝祭で見たときの衝撃はハッキリと覚えている。
いわゆる『色彩の天才』だと思ったのだ。
深澤雄太は東京藝術大学の油画を現役で合格した逸材だが、その天才ぶりはそれだけではおさまらない。
彼の作品のモチーフはどこにでもある何気ない日常の風景なのだが、彼の腕にかかると鮮やかな色彩に変化してしまうのだ。
まさにマジシャンである。
白黒写真の上に人工的に色を付けた1960年代の総天然色のような味わいがある。
それは実際には存在しない色合いであり、深澤雄太のフィルターを通してでしか描かれない色彩の世界だ。
そこにはおそらく彼の知らないノスタルジーが潜んでおり、その世界をあたかも知っているかのように描き出すところは天賦の才能だとしかいいようがない。
また彼の筆のタッチも、絵具をたっぷりと使って大胆に描き上げることで、どこにでもある風景を見事に引き立ててくれる力強さがみなぎっている。
どんなにありふれた風景も名画のように鮮やかに200%の輝きをもって描き出す彼の手にかかれば、今後彼が作っていく新しい世界がどのようになるのか期待をしてしまう。」
TAGBOATで高い人気を誇る気鋭の実力派作家の展示をぜひご高覧ください。
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はじめまして、展示会に興味を持って頂きまして誠にありがとう御座います。現代画家の深澤雄太と申します。この度は、tagboat gallery の企画展示にて作品を発表する機会を与えて頂けることになりました。
私の絵画は、世間一般で言われる綺麗なものも汚いものも広い意味で受け入れることをしていると思います。今後とも生きていて多くの事を経験したことを、実感があるまでとそれを受け入れるごとに時間をたっぷりかけて作品にしていきます。
ここでお見せする絵は、私がその時に背中に生やしていたものであります。
私は、絵は残り続けるものであると信じています。しかし絵と違う「人間」というのは、過去の時間のいい時も悪い時と共に無差別に、また関係なしに切り取られていく変化があります。そのことは、愚かだったり、寂しさ或いは人の救いにもなっていることが事実であると思います。
私は、画家になれた時だけにそれを実感し、確認することができるのです。
最後に、
生きる為に心が折れそうなくらい上手くいかなかったり、おかしいくらい楽しかったりすることもありますが、どちらも「泣いて静かに。」なってしまえば、何もかも忘れてしまう感じが2018年にはくっついて離れないです。
いい夏休みになると、いいです。。
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展示作品
(画像クリックで作品詳細を表示します。※7月4日 12:00よりタグボートサイト上で先行販売を開始予定)
深澤雄太
経歴
1996 東京都日野市で産まれる
2015.3東京都片倉高等学校 普通科 造形美術コース 卒業
2015.4東京藝術大学 絵画科 油画専攻 入学 (現在学部4年)
展示歴
2014.8 立川美術学院 タチビ祭
2015.3八王子駅 トウキュースクエア 卒業展
2015.9東京藝術大学 上野校地 藝祭2015
2016.12 取手 拝借景 展示
2016.12 取手アートパス2016
2016.3銀座Stage1 「ふらっと展」
2016.9東京藝術大学 上野校地 藝祭2016
2016.1東京藝術大学 上野校地「進級展」
2016.1Actアート大賞展
2016.3銀座Stage1 「やろつど展」
2017.8汐留ストリートフェスティバル 路上展示
2017.9東京藝術大学 上野校地 藝祭2017
2017.10 根津 ラッキーカレー「もの派はすごいが、彩がない()」
2018.1 蜃気楼3331 アーツ千代田
2018.3 銀座Stage1 「5☆展」
受賞歴
タチビ賞