*阪急メンズ東京tagboatギャラリーは、5月29日(金)より営業再開致します。
展覧会出品作品は、webでもご覧いただけます。
2020年4月3日(金) ~ 4月23日(木)
2020年5月29日(金)~5月31日(日)
営業時間:11:00-20:00 ※会期中は19:00に変更となります。
(*最終日は18時close、他、館の営業時間に準ずる)、入場無料
会場 :阪急MEN’s TOKYO タグボート
〒100-8488 東京都千代田区有楽町2-5-1 阪急MEN’s TOKYO 7F
銀座、阪急MEN’s TOKYO 7F、タグボートのギャラリースペースにて、昨年開催した弊社主催のアートフェス「Indepnedent Tokyo2019」にて、約150名の参加者から見事受賞した現代アーティスト、月乃カエル(tagboat特別賞)、ひらのまり(審査員特別賞)の展覧会を開催いたします。
月乃カエルは1963年生まれ。システムエンジニアとしてIT企業で働く傍ら、独学で、2009年にイラスト制作、2014年に、本展でも展開する、半立体のミクストメディア作品の制作を開始します。
月乃カエルが「3Dアート」とよぶ、デジタル・イラストに金属などの異素材を組み合わせ、アクリル樹脂でコーティング、仕上げにラメやラインストーン載せた作品は、おもちゃ箱のような楽しさとどこかノスタルジックな雰囲気も漂わせています。
また、それはまるで、動物や植物、たくさんの命が生きる、私たちの世界の多様性を象徴しているようでもあります。
ゆらぎの中に、多くの生命が存在しているという月乃カエルのとらえた世界の感覚をぜひご堪能ください。
ひらのまりは1987年和歌山県生まれ。東京でのアパレル社員時代に、ガラスの質感、特にステンドグラスの文化・技法に魅了され、ガラスアートの制作を始めます。その後、身近な物や食材とステンドグラスを組み合わせ、一瞬を切り取った写真をインスタグラムで発表し始めます。
キッチュなイメージの食品サンプルと教会でも使われるステンドグラスの凛とした透明感、そのドラマティックな対比で生まれる独自のアート作品が、Independent Tokyo2019で多くの審査員の目を惹きつけました。
アパレル経験などのセンスも活かした作品は、日常的な食品をモチーフとしながら、印象はあくまでスタイリッシュ。また、現代日本的なイメージの食品サンプルに無色透明なステンドグラスを持ち込んだひらのまりの作品は、日本発のkawaii文化の要素を持ちながら、そこから距離を置き、客観的に物事の本質を捉えようとする作家の視点も感じることができます。
今後の展開が期待される新進気鋭のアーティスト二人の作品をぜひご高覧ください。
月乃カエル「Blue garden」、mixed media、51 x 74 cm、418,000-(tax in)
月乃カエル「Scramble crossing」、mixed media、92 x 62 cm、572,000-(tax in)
yueru(yutaokuda+月乃カエル)「Snake」、mixed media、54 x 34 cm、220,000-(tax in)
月乃カエル「Into the flowers」、mixed media、35 x 35 cm、156,640-(tax in)
月乃カエル「Face-sakura」、mixed media、35 x 35 cm、156,640-(tax in)
月乃カエル「Flowers-AONAMI」、mixed media、54 x 35 cm、200,640-(tax in)
月乃カエル「Flowers-MUSUBI」、mixed media、27x 19 cm、79,640-(tax in)
月乃カエル「Ammonite」、mixed media、19 x 15 cm、46,640-(tax in)
月乃カエル「Frog」、mixed media、19 x 15 cm、46,640-(tax in)
ひらのまり「Pancake2.0」、mixed media、22x 21×21 cm、276,584-(tax in)
ひらのまり「Pizza」、mixed media、6x 23 x23cm、254,584-(tax in)
ひらのまり「Noodle」、mixed media、21x 21 x11cm、169,224-(tax in)
ひらのまり「Coffee」、mixed media、15x 13 x13cm、103,224-(tax in)
ひらのまり「Melon soda float」、mixed media、24x 7 x7cm、92,224-(tax in)
-月乃カエル(TSUKINO KAERU)
1963年生まれ
1986年 IT企業に就職、システムエンジニアとして従事
2009年 趣味としてデジタルイラスト制作開始
2017年 個人活動の他、yutaokuda とのアートユニット yueru を結成
2019年 前職を退職し、専業作家として活動開始
個展
2014 3Dアート展(北品川 gallery201 、東京)
2016 3Dアート展(ガレリア原宿、東京)
2018 3Dアート展(ガレリア原宿、東京)
2020.5月、3Dアート展(ガレリア表参道原宿、東京)を予定
主な展覧会
2016 Independent2016(ヒューリックホール浅草橋、東京)
テグアートフェア(大邱 Exco、大邱)
2017 Art Olympia2017
2019 アート成都(成都世紀城新国際会展中心、成都)
Independent Tokyo 2019(ヒューリックホール浅草橋、東京)
アート深圳(深圳コンベンション&エキシビションセンター、深圳)
アート南京(南京国際エキシビションセンター、南京)
unknown asia exchange OSAKA(グランフロント大阪、大阪)
SUPRA SENSE(中国農業博物館、北京)
受賞歴
2016 Independent2016大邱特別賞
2017 Art Olympia2017入選
2019 Independent Tokyo 2019タグボート特別賞受賞
-ひらのまり(Mari Hirano)
1987年和歌山県生まれ
アパレル会社員時代に布よりもガラスの質感、西洋から伝わってきたステンドグラスの文化・技法に魅了され、ガラスアートの制作をはじめる。
身の周りの物や実際の食材とステンドグラスを組み合わせ、その一瞬を切り取った作品をインスタグラムで発表。展示作品は、ステンドグラスと食品サンプルを融合させた独自の方法で表現している。
主な展覧会
2019
SICF20 (スパイラル 青山、東京)
Independent Tokyo 2019 (ヒューリックホール浅草橋、東京)
ART MATTERS 2019 、H.P.FRANCE BIJOUX (GINZA SIX、東京)
Emerging Tokyo (White Box project space、 ニューヨーク)
アート解放区 (TENOHA代官山、東京)
受賞歴
2019 Independent Tokyo 2019入賞、小林貴賞、野口和男賞、徳光健治賞