タグボートは阪急メンズ東京7階で開催されておりましたカネコタカナオの展覧会が緊急事態宣言で延長され、以下の通り再開することとなりました。
再開後の日時:2021年5月16(日) ~ 5月31日(月)
営業時間:11:00-19:00
*最終日は17時close、他、館の営業時間に準ずる
入場無料
会場:阪急MEN’S TOKYO タグボート
〒100-8488 東京都千代田区有楽町2-5-1 阪急MEN’S TOKYO 7F
銀座、阪急MEN’S TOKYO 7F、タグボートのギャラリースペースにて、現代アーティスト・カネコタカナオによる個展「Disperse」を開催いたします。
武蔵野美術大学短期大学部美術科を卒業した彼は身の回りにある物とモンスターを組み合わせ、ストリートアートとアニメを融合した独特のタッチで作品を展開しています。昨年はタグボート主催の「TAGBOAT × 百段階段」展、阪急 MEN’S OSAKA “STAY SHINING”など数多くのイベントで活動の幅を広げています。
グラフィティとアニメが混ざった独特の画風に描かれたモンスターには、人そのものが変容したものから、古い道具類に宿り人をたぶらかすという付喪神の言い伝えにみられる日本のアニミズム的なもの、あるいは情報化社会において処理しきれないほど過剰にあふれる情報そのものなどが託されています。
カネコタカナオは”ノイズ”をテーマに情報化社会において、過剰な情報の中で振り回され自分を見失っていく人や、意味を失い断片的になっていく言葉を漫画的な造形や記号、文字などを組み合わせながら溜まり続けていく日常のノイズとして表現しています。今日の日常で誰もが逃れることの出来ない状況や、漠然と抱く不安といった心理状態をユーモラスなモンスターとして描きます。
タグボートでは初の個展となる本展では、新作を含む約10点の作品を展示・販売致します。カネコタカナオの変化に富んだポップな絵画空間を是非ご高覧ください。
※作品購入は、原則ご本人様が行ってください。
※全て1点もののため、販売状況によりご希望の作品をご購入できない場合がございます。
CONCEPT
過剰な情報の中で振り回され自分を見失っていく人や
意味を失い断片的になっていく言葉を
漫画のキャラクターや記号、
文字やグラフィティなどを組み合わせながら
意味があるのか無いのか分からないような
不確かなで曖昧な形を作っていきたいと思っています。
カネコタカナオ
「XXXY5」
2021年
H91cm×W91cm
ミクストメディア
¥333,344
「MM」
2021年
H60.6cm×W60.6cm
ミクストメディア
¥136,928
「division 1」
2020年
H22cm×W27.3cm
キャンバス、アクリル、水性ペン
¥36,872
PROFILE
カネコタカナオ Takanao Kaneko
1977 埼玉県出身
武蔵野美術大学短期大学部美術科卒業
主な展示
2016 「分解ノイズ」 / THE blank GALLERY
2017 「黒ノイズ」 / ART FRONT GALLERY
2020 「How Low?」 / THE blank GALLERY
2020 「TAGBOAT×百段階段 展」 / ホテル雅叙園東京
Instagram:@vongole25