2020年1月24日(金) ~ 2月27日(木)
営業時間:11:00-20:00 (*最終日は18時close、他、館の営業時間に準ずる)
休廊日:2月4日(火)
入場無料
会場 :阪急MEN’s TOKYO タグボート
〒100-8488 東京都千代田区有楽町2-5-1 阪急MEN’s TOKYO 7F
オープニングレセプション:1月24日(金)18:00-20:00
銀座、阪急MEN’s TOKYO 7F、タグボートのギャラリースペースにて、現代アーティスト・工藤千紘による個展「Pure White」を開催します。
工藤千紘は1989年に青森県に生まれ、2014年に名古屋芸術大学大学院洋画研究科を修了しました。2018年には「FACE 2018 損保ジャパン日本興亜美術賞」「シェル美術賞2018」それぞれで入選を決めており、近年ますます人気の増している作家の一人です。
まっすぐにこちらを見つめるあどけない少女、油彩と水彩を織り交ぜて描写される色彩の濃淡。滲むような色使いで描かれたポートレートには、見るものに何かを訴えかけるような静かな迫力があります。作品全体から溢れだす情感には、作家がキャンバスと対峙したときの逡巡が描き表れており、私たちに忘れてしまった幼いころの葛藤を思い出させてくれます。
タグボートオンラインで販売を開始すると、着実に完売してしまう工藤千紘のアートワーク。タグボートでは初の個展となる本展では、ファン待望の最新作20点あまりを展示・販売いたします。工藤千紘独自の感性で追求された、無垢で純粋な作品世界をご高覧ください。
「Known Unknowns」
「射す光が痛い」
工藤千紘
1989 青森県出身
2014 名古屋芸術大学大学院洋画制作研究修了
CONCEPT
キャンバスの上で最も純粋な色は、キャンバスそのものの色だという。
まっさらなものが怖い私は色を混ぜ、その純粋さを汚す。
もうその美しさを取り戻せない、と思いながら、それでも綺麗なものを求めている。私はそんな矛盾や醜さを愛しているのかもしれない。
暗闇から光を眺め希望を描こうとする、そのくらいがちょうどいい。
純白に憧れながら今日もまたキャンバスを汚していく。自分なりの純粋さを形に出来るまで。
[個展]
2014,2017,2019 アートギャラリー水無月/岐阜
2018 フォルテック一級建築士事務所/東京
「ただ、息をする」ギャラリーヴァルール/愛知
[主な展覧会]
2009 第4回 三菱商事アート・ゲート・プログラム(EYE OF GYRE/東京)*
2012 卒業制作展(愛知県美術館/愛知)*
EMERGING DIRECTORS’ ART FAIR: ULTRA 005(Spiral Garden/東京)
2013 3331 ART COLLECTOR FAIR(3331 1F メインギャラリー/東京)
千代田芸術祭 2013(3331 1F メインギャラリー/東京)
東京ワンピース倶楽部展「はじめてかもしれないvol.6」(3331 B1 ギャラリースペースB104/東京)
CBC 翔け!二十歳の記憶展(CBCギャラリー/愛知)*
2014 若手作家刺激プログラム「motion#2」(市民ギャラリー矢田/愛知)
2015 2人展「back and forth」(ギャラリーヴァルール/愛知)
2016 FACE 2016 損保ジャパン日本興亜美術賞展(東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館/東京)*
第11回TAGBOAT AWARD 入選者展(IID 世田谷ものづくり学校/東京)*
2017 2人展「てすさみ」(ギャラリーヴァルール/愛知)
TAGBOAT ARTISTS EXHIBITION Vol.1(ヒューリックホール/東京)
2018 FACE 2018 損保ジャパン日本興亜美術賞展(東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館/東京)*
TOKYO ILLUSION(Dali Art藝術廣場/台湾)
シェル美術賞2018(新国立美術館1階展示室1B/東京)
[入選・受賞歴]
「第4回 三菱商事アート・ゲート・プログラム」入選
「名古屋芸術大学卒業制作展」優秀賞,「CBC 翔け!二十歳の記憶展」CBC賞「名古屋芸術大学」理事長賞,「FACE 2016 損保ジャパン日本興亜美術賞」入選
「第11回 TAGBOAT AWARD」入選,「ウルトラマンインスパイア展」入選「FACE 2018 損保ジャパン日本興亜美術賞」入選,「シェル美術賞2018」入選