2022年4月12日(火) ~ 5月2日(月)
営業時間:11:00-20:00
*最終日は18時close、他、館の営業時間に準ずる
入場無料
会場:阪急MEN’S TOKYO タグボート
〒100-8488 東京都千代田区有楽町2-5-1 阪急MEN’S TOKYO 7F
銀座、阪急MEN’S TOKYO 7F、タグボートのギャラリースペースにて、現代アーティスト・サイトウユウヤ個展「Curving City」を開催致します。
サイトウユウヤの作品は大きく湾曲した形状と多重レイヤー化された画面作りが特徴です。
14歳からスケートボードを始めた彼は、その動的な感性と日々滑り抜けてきた都市を「天災との共存」をテーマに作品に投影させています。
無数の人、モノ、出来事が過密に交わり、同時発生しては消えていく混沌と儚さを伝統的な木工技術と現代的なプリント技法を組み合わせて表現しています。
本個展では、新作およそ16点に加え、都市に関連する3名のアーティストとのコラボレーション作品やNFT作品を発表致します。
今後は制作拠点をニューヨークへ移すため、日本での渡米前最後の展示となります。
発展し続ける都市と今世界が直面している天災をどう切り取り、表現するのか。二度と同じ景色を繰り返さない都市をどうぞご高覧下さい。
EC販売
※EC販売は4/12(火)13時からを予定しております。ご購入希望の方は、作家ページからご購入くださいませ。
※店頭販売を優先しておりますので、ご希望の作品がECにてご購入頂けない場合もございます。予めご了承くださいませ。
CONCEPT
サイトウがテーマとして選び続ける都市。
人、モノ、出来事の過密な交わりによって発展する都市は、その混沌さと引き換えに感染症という天災による大きな影響を受けました。
緩やかに賑わいを取り戻しつつも、”距離”や”リモート”という意識が明確に加わったことで、都市は新たな空気感をまといはじめました。
それに伴い、”メタバース”というワードがぼんやりと社会を包み込む中、現在のデジタル空間における滞在時間と消費行動の加速は、現実空間における都市やストリートの概念の変化を予感させます。
本展では、今後都市が現実とデジタルの往復を前提としたニューノーマルの中で、どのように都市の本質でもある”混沌”を生み出していくのかに焦点をあてた展示です。
サイトウ自身の作品に加え、都市に関連するアーティスト3名とのコラボレーション作品やNFT作品を織り交ぜることで、領域横断的な現代社会の潮流を表した複合的な展開を試みます。
INTERVIEW
アーティストインタビュー サイトウユウヤ 混乱する都市を切り取る
MOVIE
PROFILE
サイトウユウヤ / Yuya Saito
宮城県気仙沼市生まれ,米国オクラホマ州立セントラルオクラホマ大学を卒業。
湾曲した支持体と混沌とした画面作りが特徴のサイトウの作品には、14歳からはじめたスケートボードの動的な感性と、日々滑り抜けていた都市への意識が投影されています。2011年の東日本大震災で直面した「天災との共存」という考えを基調に、伝統的な『曲木』と現代的な『ラッププリント』という技法を組み合わせることで、人間社会をユニークに切り取る作品を発表しています。
また、社会のデジタル空間における滞在時間と消費が加速する中、これまでの現実空間におけるストリートや都市の概念がどのようにアップデートされるのか、NFT作品の制作と流通を通じて掴み取ろうとしています。
<受賞>
TRiCERA Award / 100人10 2021
審査委員賞 / IAG AWARDS 2021
審査員特別賞 / Independent Tokyo 2020
<個展>
Disaster Slide, Contemporary Tokyo, 東京(Terrada Art ComplexⅡ) 2020
同時性と共に , Lyuro東京清澄, 東京
<アートフェア>
2022
アートフェア東京,
Future Artists Tokyo,東京
Art Future Taipei,台北
Tagboat Art Fair, 東京
2021
Guangzhou Contemporary Art Fair 2021, 広州, 中国
ART021 Shanghai Contemporary Art Fair 2021, 上海,中国
JINGART 2021,北京, 中国
Art Beijing 2021, 北京, 中国