tagboat > INTERVIEW
社員インタビュー
タグボートを選ばれた理由を教えてください。
寺内奈乃 2017年入社
ディレクター・キュレーター
タグボートの求人を見たとき、直感的に「アートへの門戸が開かれている」という印象を持ちました。
以前はアート業界のことをほとんど知らなかったこともあり、業界の外にいた者には入り込みづらい世界だと思っていました。
大学時代は学芸員になるための勉強をしていましたが、「アートが社会から離れてしまっている」というイメージが強く、その点タグボートではアーティストが自立することで社会に強いインパクトを与えることを推進していて、これだ!と思いました。
実際に入社してから感じたのは、タグボートは若手アーティストの支援にかなり力を注いでいるということです。
特に日本のアートの業界ではベテラン勢に押されて若手アーティストが伸びていくことに時間がかかってしまう傾向にありますが、タグボートは実力ある新進作家こそ成長してもらい、作品を多くのお客様に購入してもらってファンを増やすことを推進していることが大きな違いでした。
入社してからの仕事内容を教えてください
ギャラリーでの展覧会や公募やイベントの開催といった業務のほか、取り扱いアーティストの作品の販促のためのメルマガ作成をしています。
また、日々ギャラリーやアートフェアをなるべく多く訪問して、最新の情報を入手してリポートすることも重要な仕事のひとつです。
オンライン販売がタグボートの強みですので、展覧会ではネットを活用した効果的なプロモーションでアーティストのキャリア支援をしています。
アーティストの作品を1人でも多くの人に見てもらい
1点でも多く売る、ということに気をつかって仕事をしています。
タグボートで働く魅力について教えてください
アーティストと共に展覧会の準備を始め、一緒にキャリアを築く過程が経験できて共に成長できることです。
また、日本の現代アートシーンの中でまさにこの瞬間起こっていることや、海外の現場がたくさん見れることが魅力です。
例えば、今年3月に出張で訪れたアートバーゼル香港では、欧米とアジアのアートマーケットの縮図を目の当たりにしました。世界のアートマーケットでの日本の立ち位置や、強み、弱みを垣間見ることができました。
また7月後半と9月末にはタグボート単独の大規模展覧会「TOKYO ILLUSION」を開催のために台湾に二回出張して展示および作品販売も行いました。現地での日本のアート人気を肌で感じ、アジア市場における存在感と今後の市場開拓の余地を感じました。
その他に具体的なお仕事があれば教えてください
その他、タグボートではアーティストを直接スカウトしたりマネジメントする仕事もしています。
海外展示の機会がある独自のアワードを開催したり、ブース型のアートフェア「Independent」という現代アート作家のための登竜門となるイベントを開催しており、その準備や当日の対応をしています。
ここから様々なギャラリーに巣立っていくアーティストを支援したり、タグボートで取り扱いになるアーティストに声をかけたりしています。
将来の夢はありますか?
日本のアーティストが、世界中で活躍できる環境をタグボートが中心となって実現していくことです。
タグボートで働きたいと考えている人に一言アドバイス
日々アート界の状況は変化していくので、柔軟に対応するアドリブ力が大切です。
これまでの常識にとらわれていては世界の変化のスピードにはついていけません。
国内のアート業界で当たり前と考えられていることをタグボートではあえて疑ってみることで、新しいサービスを作り出しています。
アーティスト、アートコレクター、ギャラリー関係者など、アートに関わる人々にとって最善の答えはそれぞれが持つニーズの中にあります。それをこれから入社される皆さんと議論しながら、一緒に探していきたいと思います。
ディレクター候補
ギャラリースタッフ候補
社員インタビュー