2019年2月22日(金)~3月5日(火)
月ー金 12:00ー19:00 土日祝 休廊
オープニングレセプション:2月22日(金)18:00−19:30
tagboat Galleryでは、’あたり’ による個展「虚を見るために (How to see a ghost)」を開催致します。
あたりは リーダーの三隅幸を中心に複数人のメンバーで構成されているアート・コレクティブ。
Independent Tokyo 2018 にてタグボート特別賞を受賞した注目作家です。
筑波大学大学院に在籍中の三隅幸は、科学的な現象を作品に取り入れ、ユニークで洗練されたヴィジュアルを生み出しています。
TAGBOATでのデビュー以降、その人気はとどまるところを知らず、若手ながらも既に多くのコレクターを魅了しています。
本展では、シンプルでありながらも見るものの意表を突く、注目の最新作品を展示致します。
是非ご高覧ください。
CONCEPT
本展示のタイトルに用いた「虚(うつろ)」という言葉は「ウツ」を語源とするといわれる。「ウツ」とは内部がからっぽで何もない状態のことを指すが、単に「何もないこと」のみを意味するわけではない。何もないからこそ浮かび上がる可能性、「かつてそこに何かが存在した」「見えないが何かが存在する」「いずれそこに何かが宿る」といった、過去・現在・未来への広がりを示唆する概念である。
展示する作品の多くは時間や重力・浮力など概念や自然現象と呼ばれるものから着想を得て制作した。これらの作品は、作家の自己表現というよりは、普遍的に存在する目に見えないものに輪郭をあたえる行為に近いと捉えている。
作品と、作品によってつくられた空間が「虚」の広がりを獲得できるようにとの意味を込めて展示タイトルと決めた。
複数人のメンバーで構成されたアート・コレクティブ。
リーダーの三隅幸を中心としてプロジェクトごとにメンバーの入れ替えを可能とする、ゆるやかな体制が特徴。
個展
2015. モノクロ+ / 茨城県
2017. Against the rules / 茨城県
グループ展
2016. 筑波大学 構成特別演習作品展2016「Scramble」 / 筑波大学総合交流会館 茨城県
2016. 第3回 Shibuya Art Awards / Bunkamura Wall Gallery 東京都
2017. 池袋アートギャザリング IAG AWARDS 2017 / 東京芸術劇場 東京都
2017. 時を感じるアート展 / 伊勢丹新宿本館 東京都
2017. 第4回 Shibuya Art Awards / Bunkamura Wall Gallery 東京都
2018. 筑波大学 卒業制作展 / つくば美術館 茨城県
2018. SICF19 / スパイラルガーデン 東京都
2018. Independent TOKYO 2018 / ヒューリックホール 東京都
受賞歴
2016. 第16回 学生立体アートコンペティションAAC 入選 (2作品)
2016. 第3回 Shibuya Art Awards ノミネート
2017. 池袋アートギャザリング IAG AWARDS 2017 入選
2017. 第4回 Shibuya Art Awards ノミネート
2018. 第18回 学生立体アートコンペティションAAC 入選
2018. Independent TOKYO 2018 4部門同時受賞