2022年5月24日(火) ~ 6月13日(月)
営業時間:11:00-20:00
*最終日は17時close、他、館の営業時間に準ずる
入場無料
会場:阪急MEN’S TOKYO タグボート
〒100-8488 東京都千代田区有楽町2-5-1 阪急MEN’S TOKYO 7F
銀座、阪急MEN’S TOKYO 7F、タグボートのギャラリースペースにて、現代アーティスト・吉田樹保による個展「Naughty」を開催致します。
競争率20倍の東京藝術大学油画専攻に現役で入学という類まれな才能を持っている吉田樹保。
彼女は「文化の継承・変異」をテーマに、固有の昔話に出てくる寓話や風習を自ら再度作り直し、文化の継承ツールとして、物語をポップに昭和レトロな色彩で表現します。
今年3月に開催された「tagboat art fair2022」では発表した作品が全て完売するなど、注目の若手作家の一人です。キメラ画という異なる画材で描いたものをひとつの画面に同居させる手法を用いて、人間が創造してきた文化とその伝達方法を探り、人間の本性に迫ります。
タグボートでは初の個展となる本展では、新作を含む油絵作品を展示・販売いたします。古い書物の昔話を現代的な感覚に訳した吉田樹保渾身の作品をどうぞご高覧ください。
CONCEPT
「わんぱくな繁茂」
ヒトは、個、個と個、個と集団、集団と集団と生存の在り方が豊富ですが、他との関係性が生じると、途端に奔放ではいられなくなります。共通項や差分を探り合いながら、恐る恐るわんぱくさを出したり引っ込めたりしていくのです。
今回のテーマ「わんぱくな繁茂」では、奔放でのびやかな太いアウトラインのビジュアルイメージとモチーフの連続性から、キャラクターたちが活発に増殖していく姿を通して、あるがままの存在の肯定や輝きを活写することによって、ヒトの中にあるおっかなびっくりを解放するような、わんぱくな展示にしたいと思います。
吉田樹保
応募期間:5月16日(月)~5月21日(土)
当選連絡:5月22日(日)
販売日:5月24日(火)11時から
※抽選は入場順を決めるものであり、購入権利の当落を選ぶものではございません。
※当選者の方にお送りするメールには整理券番号が記載されております。
整理番号 1~10 の方は11:00
整理番号 11~20 の方は11:30
に阪急メンズ東京7F タグボートへ直接お越しくださいませ。スタッフが整理番号順にご案内させていただきます。
※ご本人様以外の方のご購入はご遠慮下さいませ。
※入場順によってはご希望の作品を購入できない場合もございます。悪しからず御了承くださいませ。
※商談成立後のキャンセル、お取り置きは不可とさせていただきます。
【入場に関しての注意事項】
・集合時、または入場時にメール画面を確認させていただきます。
スクリーンショットや他人への転送が明らかに分かる場合は入場をお断りする場合がございます。
・ご案内時刻に来られない場合は、お並び列の最後尾に並んでいただきます。
EC販売
※EC販売は5/24(火)13時からを予定しております。ご購入希望の方は、作家ページからご購入くださいませ。
※店頭販売を優先しておりますので、ご希望の作品がECにてご購入頂けない場合もございます。予めご了承くださいませ。
MOVIE
特集 吉田樹保 語り継がれる物語
PROFILE
《経歴》
1997 東京都生まれ
2016 東京藝術大学 美術学部絵画科油画専攻 入学
2020 東京藝術大学 美術学部絵画科油画専攻 卒業
《受賞》
2017 久米桂一郎奨学基金(久米賞) 受賞
《展示》
2017 「KUME SHOW」(久米賞受賞者展) 東京藝術大学学内展示スペース、東京
2020 「第68回東京藝術大学卒業制作展」 東京都美術館、東京
2021 「ART TAIPEI 2021台北国際芸術博覧会」 世界貿易センター一館(台北市信義区信義路)1階 、台湾
私は『文化の継承、変異』をメインテーマに制作しています。 生命を繋ぐ為、私達は文化的情報を複製伝達し、時に変質させて伝承する活動を繰り返しています。新訳風土記集シリーズは、数多ある文化の中でも、共同体(生命の集合)の継承のために使用されてきた「物語」を主題にしています。 風土に根差した物語は、共同体のアイデンティティや価値観の形成を導き、語り継ぐことによってコミュニティの存続に関わってきました。また、物語が今も尚世界中で受容され続けているのは、先達のメッセージに対する現代人の共感の証左といえるでしょう。 物語の内奥に触ってしまった時、私の中に堆積した記憶や白昼夢が融合し、記号(キャラクター)たちが躍動します。