<開催概要>
開催期間:2022年9月28日(水) ~ 10月11日(火)
営業時間:11:00-20:00
※10月1日(土)より下記営業時間に変更いたします。
平日 12:00-20:00 / 土曜日、日曜日、祝日 11:00-20:00
※最終日のみ1Fは17時閉場、7Fは20時閉場
※他、館の営業時間に準ずる
会場:阪急MEN’S TOKYO 1F main base、7Fタグボート
(〒100-8488 東京都千代田区有楽町2-5-1 阪急MEN’S TOKYO 1F main base、7Fタグボート)
入場料:無料
オンライン販売:2022年9月28日(水)14:00より開始
銀座、阪急MEN’S TOKYO 1階main base及び7階ギャラリーにて、メディアアーティスト落合陽一による個展「ヌル即是色色即是ヌル」を開催致します。
落合陽一氏は東京を拠点に活動するメディアアーティストで、境界領域における物化や変換、質量への憧憬をモチーフに作品を展開しています。
2010年に本格的な作家活動を開始し、これまで国内外での個展やグループ展、写真集の刊行など、精力的な活動を行ってきました。
今回の個展では実験的な試みとして、インタラクティブな新作「ヌル即是色色即是ヌル」を発表する予定です。
また、今回展示するNFTを素材としたアート作品の一部は、オンラインとオフラインのハイブリットでの販売を予定しております。
世界が注目する若き才能を、ぜひ会場でご覧ください。
※タグボートオンラインでの販売は個展開催期間中の実施を予定しています。
※作品はディスプレイと合わせての販売となります。
EC販売
※EC販売は9/28(金)14時からを予定しております。ご購入希望の方は、上記ページ(画像をクリック)からご購入くださいませ。
※店頭販売を優先しておりますので、ご希望の作品がECにてご購入頂けない場合もございます。予めご了承くださいませ。
◎出展作品
「Re-Digitalization of Waves #55」
「Re-Materialization of Waves #4」
■個展概要
本個展では、新作を含む3つのシリーズを発表します。作家は宙に浮かぶ銀彫刻をデジタルに変換し、フィジカルに撮影し、またデジタルに変換するプロセスの中に現代のマニ車のオマージュとデジタルの輪廻転生の形を探してきました。この度新作として、「ヌル即是色色即是ヌル」を展示します。この作品は空即是色・色即是空という般若心経の空のモチーフを有形を留めない銀彫刻のデジタルデータとして捉え直し、それがさまざまな色や形を反射しながら風景を歪める様をデジタルの掛け軸の中に構成します。
■出展予定作品
空中に浮遊する鏡面の彫刻が風景を切り取り、回転し人間の魂と風景の調和と変容を私たちに思い起こさせる作品をフィジカルに撮影した「Re-Digitalization of Waves」、その「Re-Digitalization of Waves」シリーズのデジタルと物質の間を繰り返し転移し続ける作品の過程で、あえてフレームレートゼロにし、質量性の高い 2.5 次元印刷に着地した「Re-Materialization of Waves」。そして新作となる「ヌル即是色色即是ヌル」は、般若心経の空のモチーフを銀彫刻のデジタルデータとして捉え直した作品です。
落合陽一/Yoichi OCHIAI
メディアアーティスト。1987年生まれ。2010年ころより作家活動を始める。
境界領域における物化や変換、質量への憧憬をモチーフに作品を展開。
筑波大学准教授。京都市立芸術大学客員教授、大阪芸術大学客員教授、デジタルハリウッド大学特任教授、金沢美術工芸大学客員教授。
主な個展に、「偏在する身体、交錯する時空間(日下部民藝館、2022)」や「物化-Transformation of Material Things-(香港、2021)」など。
(photo: 蜷川 実花)