2022年7月1日(金) ~7月21日(木)
営業時間:11:00-20:00
*7/1、2、8、9は11:00-21:00営業
*最終日は17時close 他、館の営業時間に準ずる
入場無料
会場:阪急MEN’S TOKYO タグボート
〒100-8488 東京都千代田区有楽町2-5-1 阪急MEN’S TOKYO 7F
銀座、阪急MEN’S TOKYO 7F、タグボートのギャラリースペースにて、現代アーティスト・有村佳奈による個展
「I’m ready.」を開催致します。
有村佳奈は、女子美術大学デザイン学科を卒業後、乙女と世界と生と死と日常をテーマに描き続けています。
夢も、ファンタジーも、狂気も、毒も、頭に浮かび上がったものは全て彼女にとってリアルなものとして昇華されます。そこには、「夢と現実」「嘘と真実」「好きと嫌い」など様々に揺れ動く感情の狭間が映し出され、鮮やかな乙女の世界にちりばめられた少しの毒々しさが、癖になるような作品力を放っています。
少ない筆数で表現される立体感のある仮面の少女たちは、彼女の分身でもあり私たち自身でもあります。爽やかで、ロマンティックで、毒気がミックスされた希望と絶望の狭間を、作品と同時に発表される「詩」と共にリアルに訴えかけます。
タグボートでは初の個展となる本展では、有村佳奈が装画を担当したBiSHのモモコグミカンパニーさんの初小説『御伽の国のみくる』 (河出書房新社)の原画を含めた新作を展示販売致します。ファンタジックで色っぽく、少々狂気的な有村佳奈渾身の作品をどうぞご高覧ください。
CONCEPT
「変わっていくこと」を知っていたのに、
「変わらないでいてほしい」と望んでいた自分。
変化を恐れて、見ないフリをしていたのだ。
覚悟を決めよう。
何の心構えなんてできていない。
それでも見栄をはろうではないか。
I’m ready.
2020年のコロナ禍以降、変わっていく社会情勢に対してどうしても心の中で「前のように戻ってほしい。」という気持ちが捨てきれないまま過ごしてきた。見ないままでいたことを、見ないままでいたかった。「無知であること」を選択していたかった。変化を受け止めきれなかったのだと思う。起こらない夢を見たかったのだ。
けれどもう変わるのだ。事実から目を離してはいけない。
押し寄せる残酷な未来像に対して絶望的な気持ちが強くあるけれど、希望的な観測を辞めてはいけない。心の準備はできた。いや、できていないかもしれないが、そう言い切ることで覚悟を決めよう。ギリギリまで明るくキラキラしていたいし、キラキラを子どもたちにつなげたい。明るく苦しく狭間を行き来することを覚悟した意思表示の個展。
有村佳奈
応募期間:6月20日(月)~6月26日(日)
当選連絡:6月27日(月)
販売日:7月1日(金)11時から
※抽選は入場順を決めるものであり、購入権利の当落を選ぶものではございません。
※当選者の方にお送りするメールには整理券番号が記載されております。整理券番号順にお並びいただき、開店と共に順次御案内させていただきます。
※抽選参加者がご購入されている間、売場は一時的に閉めさせていただきます。
※ご本人様以外の方のご購入はご遠慮下さいませ。ご状況によってご本人様確認をお願いする場合もございます。予めご了承くださいませ。
※作品は、数に限りがございますので、入場順によってはご希望の作品をご購入いただけない場合がございます。
※商談成立後のキャンセル、お取り置きは不可とさせていただきます。
【集合時刻】
整理番号001~010 11:05
整理番号011~020 11:30
整理番号021~030 12:00
整理番号031~040 12:30
整理番号041以降 13:00
尚、売場の一般公開は13時過ぎを予定しております。
【入場に関しての注意事項】
・集合時、または入場時にメール画面を確認させていただきます。
スクリーンショットや他人への転送が明らかに分かる場合は入場をお断りする場合がございます。
・ご案内時刻に来られない場合(集合時刻から5分経過)は、お並び列の最後尾に並んでいただきます。
EC販売
【タグボートオンライン販売】
※EC販売は7/1(金)13時からを予定しております。ご購入希望の方は、作家ページからご購入くださいませ。
※店頭販売を優先しておりますので、ご希望の作品がECにてご購入頂けない場合もございます。予めご了承くださいませ。
店頭限定で作品集を販売致します!
作品集「I’m ready.」(限定30部サイン入り)
全82ページ。フルカラー。
【特集】 有村佳奈「夢と現」が入り混じる
MOVIE
PROFILE
有村佳奈 Kana Arimura
1985年生まれ。鹿児島出身。乙女な絵描き。
女子美術大学デザイン学科卒業。
現在、大阪在住。夢と現実、嘘と真実、好きと嫌い。
様々な感情の「狭間」をテーマに描いている。
《個展歴》
2021年 個展「Color Girls」clouds art+coffee/東京
2020年 個展「新宿ミロード×有村佳奈アート展」(新宿ミロード)
2020年 個展「Welcome to Daydream ―ようこそ、白昼夢へー」アートコンプレックスセンター東京/新宿
2018年 個展「Fantasyは眠らない」アートコンプレックスセンター東京/新宿
2017年 個展「きっといつか夢から醒めてしまうね。」アートコンプレックスセンター東京/新宿
2014年 個展「Everyday Wonderland」アートスペース羅針盤/銀座
《主なグループ展歴》
2022年 「tagboat art fair」 東京
2022年 「TAGBOAT ART SHOW」 東京
2021年 「カモフラージュ展」MASATAKA CONTEMPORARY/東京
2021年 「Triangle展」同時代ギャラリー/京都
2021年 「tagboat art fair」 東京
2020年 「tagboat x JR名古屋タカシマヤ グループ展」 ジェイアール名古屋タカシマヤ/愛知
2020年 「The Black!」 芝田町画廊/大阪
2020年 「VIVID展」 アートコンプレックスセンター/新宿
2020年 「アート解放区GINZA」 高木ビル/銀座
2019年 「アート解放区DAIKANYAMA」 TENOHA 代官山/東京
2019年 「花とひと」 アートコンプレックスセンター/新宿
2019年 「FROM WEST VOL.2」 MASATAKA CONTEMPORARY/東京
2018年 「Landscapes展」 ondo/大阪・東京
2017年 「上野の森美術館大賞展」 上野の森美術館/東京
2014年 「POP UP GENTLEMAN」 阪急梅田メンズ館/大阪
2012年 「シブカル祭」 渋谷パルコ PARCO MUSEUM/渋谷
《イラストレーション》
2022年 「かくも甘き果実」著・モニク・トゥルン|訳:吉田恭子(集英社)/ 装画
2022年 「御伽の国のみくる」著・モモコグミカンパニー(河出書房新社)/ 装画
2022年 「絶望キャラメル」著・島田雅彦(河出文庫)/ 装画
2021年 「友達未遂」著・宮西真冬(講談社文庫)/ 装画
2021年 「首の鎖」著・宮西真冬(講談社文庫)/ 装画
2021年 「正しい女たち」著・千早茜(文春文庫)/ 装画
2021年 「踊る彼女のシルエット」著・柚木 麻子(双葉社)/ 装画
2021年 「強制終了、そして再始動」著・吉野万理子 (講談社)/ 装画
2021年 「誰かが見ている」著・宮西真冬(講談社文庫)/ 装画
2020年 「雑誌『anan』|2231号」(マガジンハウス)/イラスト
2020年 「新宿ミロードクリスマス装飾・WEB抽選会」(小田急エージェンシー)/ メインビジュアル
2020年 「五色の殺人者」著・千田理緒(東京創元社)/ 装画
2020年 「pray human」著・崔実(講談社)/ 装画
2020年 「一緒に絶望いたしましょうか」著・狗飼恭子(幻冬舎文庫)/ 装画
2018年 「ミュージカル『マリーゴールド』」(ワタナベエンターテイメント)/宣伝イラスト
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