上床加奈展　「Red and Grey」

上床加奈展　「Red and Grey」

2020年11月20日(金) ～ 12月10日(木)

営業時間：11:00-20:00　

＊最終日は18時close、他、館の営業時間に準ずる

入場無料

会場：阪急MEN’S TOKYO　タグボート

〒100-8488　東京都千代田区有楽町2-5-1 阪急MEN’S TOKYO 7F

※本展覧会の展示作品の販売は、会場にお越しいただいた方に限定させていただきます。

銀座、阪急MEN’S TOKYO 7F、タグボートのギャラリースペースにて、現代アーティスト・上床加奈による個展「Red and Grey」を開催いたします。

1995年生まれ、鹿児島県出身の上床は、2016年に日本デザイナー学院九州校イラストレーション科を卒業、同年に弊社主催の「Independent TAGBOAT ART FES 2016」に参加し、作家としての活動をスタートさせました。現在では発表した作品がすぐさま売約となる注目の若手作家です。

洗練された的確な構図と流れるような描線、丹念な色彩構成と配色によって、一つ一つ命を吹き込むように、頭の中に立ち現れる架空の生き物を視覚化する上床。妖怪図鑑や日本画、寺社の装飾彫刻などから影響を受け、妖怪や幻獣などの空想上の生き物をおどろおどろしくもポップに、生命力溢れる姿で描きます。上床は、これまでヴィヴィッドなピンクやインパクトのある色調を多く使用してきましたが、今回はテーマカラーを灰色と赤に絞って制作しています。

タグボートでは３度目の個展となる本展では、大型作品を含む新作約10点を展示・販売いたします。

まるで百鬼夜行のワンシーンへ鑑賞者を誘うかのような、上床加奈ならではの世界観をどうぞご高覧ください。

【CONCEPT】

展示タイトルのとおり、「灰色と赤」がテーマカラーになっています。これまでの作品は、妖怪、浮世絵、寺社建築などのモチーフを元に制作していました。今回の展示作品は、白黒アニメーションから影響を受けて制作しているものが多いです。黒、白、灰色などの限られた色で世界観を表現しているのが面白いと思ったからです。なのでアニメーションの1コマを切り取ったような作品が多いです。テーマカラーに灰色だけではなく赤も入れた理由は日の丸、血など神聖さや生命力を感じさせる色を取り入れたかったからです。

今回は少し今までと違う雰囲気の作品が多いかもしれないです。

上床加奈

【PROFILE】

上床加奈　Kana Uwatoko