2026年11月5日(木) ~ 11月24日(火)
営業時間:11:00-19:00 休廊:日月祝
※初日の11月5日(木)は17:00オープンとなります。
※オープニングレセプション:11月5日(木)18:00-19:30
入場無料・予約不要
会場:tagboat 〒103-0006 東京都中央区日本橋富沢町7-1 ザ・パークレックス人形町 1F
tagboatは、アーティスト・廣瀬祥子と増田恵助による2人展「Snap」を開催いたします。
本展のテーマはファッション。それぞれの視点と技法を通じ、人物と装いの情景を切り取った新作を発表します。
増田恵助は、写真や画像を組み合わせ油彩・水彩で人物を描く作家です。本展では街や都会を背景に、標識やネオンの光彩といった都市の図像と人物の装いが響き合う新たな構成に挑みます。
廣瀬祥子は、洗練された感性と描写力で注目を集めるアーティストです。本展では架空のファッションブランドを立ち上げ、オリジナルの洋服を纏う少女たちを独自の世界観で描き出します。
都市の中で交差する装いと物語、探求された二人の感性が呼応し合う空間をぜひご高覧ください。
【初日11月5日(木)の販売について】
作品は11月5日(木)17:00~19:30までの間、会場優先販売といたします。
これまで私は自分で撮影した友人の写真やインターネット上の画像などをPCで組み合わせ、 油彩や水彩で架空の人物を描いてきました。
もともと背景には壁紙などの模様を組み合わせていましたが、ここ数年は雲や山を加え、自然の風景と人物という構成の作品を制作しています。
そして今回の2人展はファッションがテーマになっているということもあり、街や都会をイメージした新作を制作しました。
街には標識や看板、ネオンやライトの光彩など複雑な図像が散りばめられています。
これまでは自分で選んだ服を組み合わせることで、画面の中に模様や文字が入る構成にしてきましたが、背景を街にすることで人物の周りにも様々な色彩や形を配置出来る構成になっています。
今回は2人展というとても貴重な機会なので、廣瀬さんの作品と自分の作品が互いに呼応しながら良い展示になってほしいと思っています。
増田恵助
私は、虚構と現実、情報と物質の境界をテーマに作品を制作しています。
デジタル上で構築したイメージを、印刷や油彩、多層アクリルなどを通して現実の空間へ展開し、物質を持たないイメージが作品として存在すること、その間で生じる知覚の変化を探ってきました。
本展では、ファッションを切り口に、架空のメゾンブランドのルックをテーマとしたシリーズを制作しました。衣服や装飾、人物、それらを取り巻く空間を設計し、実在しないブランドの世界をつくり上げました。
現代美術家としての活動の他に、ゲーム業界や商業イラストレーションの仕事を通して、フィクションの世界のキャラクターや衣装をデザインしてきた経験があります。
特に3Dモデリングに携わった経験から、一本の線を引く際にも、そこにある素材がどのような厚みや光沢、重さを持つのかを常に頭の中で考えています。衣服についても、立体物として矛盾なく成立することや、身体をどのように包み、どのように着脱するのかを意識して設計しています。架空の衣装であっても、実際に人が身に着けられる構造を考えることが、フィクションの世界にリアリティを与える大きな要素です。
今回はさらに、実在するモデルの方々を描き、この架空のブランドのルックに登場していただくという試みも行いました。彼女たちは現実に身体を持つ存在であると同時に、写真や映像、SNSを通して、多くの人にイメージとして認識される存在でもあります。
その姿を絵として描き、架空の衣服をまとっていただくことで、現実の人物と虚構のブランドが、一つのイメージの中で交差していきます。
そして、そのイメージは印刷や絵具、アクリルといった素材を通して、再び物質として展示空間へ現れます。
実在する人物、存在しない衣服、流通する画像、目の前にある作品。それぞれの異なる存在のあり方を、一つの画面の中に重ねています。
会期中には、キャンバスに印刷されたデジタルイメージに、鑑賞者の目の前で油彩による加筆を行うライブペインティングを実施させていただきます。これまでの作家活動では今回が初めての試みとなります。
虚構の世界にあった存在を、印刷によって現実の空間へ引き摺り出し、そこへ私自身の身体の動きと、絵具の厚みや筆触を重ねていきます。
データとして構築された像に、その場でしか生じない行為と時間が刻まれていく。
その過程を公開することで、鑑賞者にも、イメージが現実の物質と衝突して一つの作品となる瞬間に立ち会っていただきたいと考えています。
完成した作品と、それが変化していく過程の両方を通して、私たちが何を手がかりに「そこに存在する」と感じているのかを問いかけます。
廣瀬祥子
※受付開始までしばらくお待ちくださいませ。
応募期間:2026年10月27日(火)~11月1日(日)
当選連絡:11月2日(火)
オンライン作品販売開始:2026年11月5日(木)19:30から
※ご購入には会員登録が必要となります。事前に会員登録をお願い致します。
オープニングレセプション
開催日時:2026年11月5日(木)18:00-19:30
会場:tagboat
coming soon…
増田恵助 Keisuke Masuda @keisukemasda
1981 年 東京都生まれ
2006 年 埼玉大学大学院教育学研究科美術教育専攻 修了
2010 年 愛知県立芸術大学大学院美術研究科油画領域 修了
2012 年 小豆島アーティスト・イン・レジデンス参加(小豆島町/香川)
個展
2023 年 「about a portrait」(tagboat/東京)
2021 年 「portrait of」(LIGHTHOUSE GALLERY/東京)
2018 年 「ghost portrait」(S.Y.P/東京)
2017 年 「絵の中の絵」(日本橋三越本店/東京)
2016 年 「Another Girl Another Ground」(GALLERY MoMo Projects/東京)
2013 年 「water colors」(ギャラリー芽楽/名古屋)
廣瀬祥子 Shoko Hirose @hrs_s_10011
2018年 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
ゲーム業界でデザイナーとして活動後、現代美術家・イラストレーターとして活動。
「A Life Without Reality」をコンセプトに、情報と物質、虚構と現実の境界が曖昧になった現代の知覚を主題として制作している。デジタル環境で制作した人物や都市のイメージをキャンバスやアクリルへ出力し、油彩、樹脂、グリッター、鏡面素材、半立体的なレイヤーを重ねることで、
均質な情報として流通する画像が、重力、滲み、厚み、反射を伴う現実の「物」へと変換される過程を作品化している。
画面に現れる人物や都市は、固定された物語の登場人物ではなく、情報と物質、身体と記号、現実と虚構が同時に存在する現代の知覚を可視化する媒体として配置されている。また、「ひろせ」名義でゲーム、ライトノベル、「初音ミク」関連作品など、国内外の商業イラストレーションも手がける。流通する視覚イメージを制作する実践と、それを物質として再構成する現代美術の実践を往還しながら、デジタル時代における絵画とイメージの在り方を探究している。
主な個展
2026 西武渋谷店/阪神梅田本店
2025 銀座三越
2024 阪神梅田本店
UPCOMING 2026.11.5-11.24
UPCOMING
CURRENT 2026.10.6-10.31
UPCOMING 2026.10.15-10.31
EXHIBITIONS2025.10.6-10.31
EXHIBITIONS2025.8.6-8.18
EXHIBITIONS2023.4.14-4.16