2026年9月4日(金) ~ 9月26日(土)
営業時間:12:00-19:00(平日)、11:00-19:00(土曜日)
休廊:日月祝
会場:アート解放区 人形町
東京都中央区日本橋人形町3-6-9 SPACE ANNEX 2F
アート解放区 人形町は、アーティスト・アンタカンタによる個展「 BEYOND|越境」を開催いたします。

本展「BEYOND|越境」では、アンタカンタがこれまで一貫して描いてきた少年少女や、どこかユーモラスな老人の姿といった人物像が、大画面のなかに展開される。
作品を間近で見ると、人物を形づくる線は単なる輪郭ではなく、植物の蔓を思わせるように伸び、うねりながら画面を横断していることに気づく。その線は決して柔らかく整えられたものではない。ときに粗々しく、野性的な力を帯びながら、人物とその周囲の空間をひとつにつないでいく。
アンタカンタの絵画には、独特のユーモアと冷静さが共存している。人物が静止しているときも、身体を大きく動かしているときも、画面には不思議な安定感が保たれている。動きと静けさ、親しみやすさと緊張感といった相反する感覚が、一つの画面のなかで均衡を保っているのである。
本展の大きな特徴となるのが、作品の圧倒的なスケールである。作家自身が「体験型の絵画」と表現するように、作品の大きさが鑑賞者の通常の視野を超えたとき、絵画は単に正面から眺める対象ではなく、身体で経験する空間へと変化していく。
それは、巨大な壁画に囲まれたヨーロッパの聖堂を訪れたときの感覚にも通じるだろう。鑑賞者は一つの視点から作品全体を捉えることができず、視線を動かし、身体を移動させながら、徐々に画面のなかへと入り込んでいく。
大画面の作品のみで空間を構成する展覧会は、アート解放区にとっても初めての試みとなる。ここでは絵画は壁面に置かれた一つの「作品」にとどまらない。それぞれの画面が空間そのものに働きかけ、鑑賞者との距離や視線、身体感覚までも変化させていく。
「BEYOND|越境」というタイトルが示すように、本展では人物と空間、絵画と身体、そして見ることと体験することの境界が、静かに揺さぶられている。
In BEYOND / Crossing Boundaries, ANTAKANTA presents large-scale paintings populated by the recurring figures that have long defined his visual language: boys and girls, alongside distinctly humorous images of elderly men.
Seen at close range, the lines that form these figures reveal themselves as more than simple contours. They extend and twist across the surface like the tendrils of climbing plants, connecting bodies with the surrounding pictorial space. These lines are never polished or delicate. At times rough and almost untamed, they possess a physical energy that gives the images their distinctive presence.
ANTAKANTA’s paintings are characterized by an unusual coexistence of humor and restraint. Whether his figures remain still or appear caught in motion, they retain a remarkable sense of stability. Movement and stillness, familiarity and tension exist simultaneously, held in a careful yet instinctive balance.
A defining feature of this exhibition is the monumental scale of the works. The artist describes his practice here as a form of “experiential painting.” When an image grows beyond the limits of the viewer’s ordinary field of vision, painting ceases to function solely as an object to be observed from a fixed position. Instead, it becomes a space to be physically experienced.
The sensation recalls encountering monumental murals within a European cathedral: the image cannot be grasped in its entirety from a single viewpoint. The viewer must move their eyes—and their body—through the space, gradually entering into a more immersive relationship with the work.
This exhibition marks the first time that Art Liberation Zone has been transformed entirely through paintings of such scale. Here, each work extends beyond its position on the wall, actively shaping the surrounding architecture and redefining the physical distance between painting and viewer.
As the title Crossing Boundaries suggests, the exhibition quietly destabilizes the boundaries between figure and space, painting and body, and ultimately between seeing and experiencing.
在本次于艺术解放区举办的个展《BEYOND|越境》中,ANTAKANTA延续了其创作中反复出现的人物母题——少年少女,以及带有独特诙谐感的“小老头”形象。这些人物既像是某种持续生长的角色谱系,也构成了艺术家辨识度极高的视觉语言。
近距离观看作品时,会发现人物的轮廓并非单纯由线条勾勒而成。蜿蜒、延展的曲线如植物藤蔓般相互缠绕,在人物身体与画面空间之间不断蔓生。这些线条并不追求柔和或优雅,反而保留着某种直接、粗粝甚至略带野性的力量。无论画中人物处于静止还是运动状态,他们的姿态始终维持着一种奇妙的稳定感,使画面在动态与静谧之间形成独特的张力。
此次展览尤其值得关注的是作品的巨大尺幅。艺术家将其称为一种“体验型绘画”。当绘画的尺寸超越观者通常的视觉范围时,作品便不再只是一个被观看的平面,而开始转化为包围身体的空间经验。如同置身欧洲教堂的大型壁画之中,观者无法在一个固定视点上掌握画面的全貌,而需要移动视线与身体,在观看的过程中逐渐进入作品内部。
以大尺幅绘画构成整个展览空间,在艺术解放区也是首次尝试。作品不再只是被陈列于墙面,而是主动介入空间,并重新规定人与绘画之间的距离。
ANTAKANTA的绘画始终保持着一种独特的矛盾性:幽默,却并不喧闹;冷静,却并不疏离。人物形象看似轻松甚至带有荒诞感,但坚硬而富有生命力的线条,又赋予画面一种不可轻易动摇的存在感。在《BEYOND|越境》中,这种视觉语言随着尺度的扩大被进一步放大,也使“观看绘画”逐渐转变为“进入绘画”的身体体验。
※店頭販売を優先しておりますので、タイミングによってはご購入いただけない場合もございます。ご了承ください。
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アンタカンタ antakanta
主な経歴・受賞歴 1991年 1992年 1993年 2008年 2015年 2017年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年 2024年 2025年 2026年 |

アンタカンタx月乃カエル トークショー&オープニングレセプション同時開催
・オープニングレセプション:2026年9月4日(金)18:00-19:30
・トークショー:2026年9月4日(金)18:00-19:00
会場:アート解放区 人形町
東京都中央区日本橋人形町3-6-9 SPACE ANNEX 1F
入場無料・予約不要
どなたでもご参加いただけます。お飲み物をご用意しております。
アンタカンタ個展インタビュー「線の向こう側へ——アンタカンタが描く、自由と孤独」
長いキャリアの中で、現在の作風にたどり着くまでに最も大きな転機となった出来事は何だったのでしょうか。
子供の頃にひたすら絵を描いたこと。ダダイスムの作品を見たこと。学校や社会でたくさん失敗したこと。バックパックでヨーロッパの美術館やギャラリーを旅したこと。会社を起業して試行錯誤したこと。東日本大震災。愛する人たちとの別れ。二人の娘からもらった油絵具セット。
Independent Tokyoに参加したこと。
制作する日はどのようなスケジュールで進めていますか?
また、作品を制作される際、最初に描き始める部分はどこですか。
1日の制作は、朝から夕方まで描いて、夕食後に寝るまで描きます。
作品は頭の中のイメージを紙に定着する作業から始めます。
最初に描き始める部分は、そのイメージの全体像(アタリ)からです。
アンタカンタ個展インタビュー全文「線の向こう側へ——アンタカンタが描く、自由と孤独」
UPCOMING
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UPCOMING 2026.9.18-10.10
CURRENT 2026.9.4-9.26
EXHIBITIONS2025.10.6-10.31
EXHIBITIONS2025.8.6-8.18
EXHIBITIONS2023.4.14-4.16